
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2023年(令和5年)01月16日 月曜日 徳洲新聞 NO.1372 3面
徳洲会薬剤部会は2022年11月12日から2日間、仙台徳洲会病院で全国薬剤部責任者会議を開いた。対面での開催は3年ぶり。各病院の薬剤部責任者ら87人が出席し、部会の方針や整備した部会組織への理解を深めるとともに、各病院の取り組みなどについて情報共有した。同部会公式WEBカンファレンス用バーチャル背景デザインコンペの表彰も行い、各賞を札幌東徳洲会病院が総なめにした。
3年ぶりの対面開催で積極的に情報交換
初日は仙台病院の佐野憲院長がウェルカムスピーチを行い、薬剤師の存在が大きいことをあらためて強調した。その後、部会長の高橋智・一般社団法人徳洲会(社徳)薬剤部長が登壇。今回のメインテーマでもある「薬剤部会の目指すもの」についてプレゼンテーションした。
高橋部会長は20年6月から1年半かけ、部会組織の見直しをコアメンバーと話し合いながら進めてきたことを説明。再編した組織図を示しながら、「病院の規模や立地、徳洲会職員・薬剤師としての経験年数を問わず、情報にアクセスできる体制」を目指し、部会内にさまざまな委員会、ワーキンググループを設置した点を強調した。
魅力ある職場づくりを呼びかける高橋部会長
また、「魅力ある職場づくり」にも一層注力し、実現するポイントのひとつとして「心理的安全性」を紹介。
高橋部会長は米グーグル社がその効果を社内で検証したところ、心理的安全性の高いチームのほうが、離職率が低く、多様なアイデアが出て、パフォーマンスが高かったエピソード「プロジェクトアリストテレス」などを紹介した。
心理的安全性を低下させる要因や、高めるための方法も簡単に示し、あらためて仕事をするうえで職場の人間関係が大切とアピール。とりわけリーダーの重要性を指摘した。出席者に対し今一度、自部署の心理的安全性を顧み、魅力ある職場づくりを目指すよう呼びかけるとともに、部会としても質の高いリーダー研修の継続実施を心がけることを誓った。
この後、部会内に設けたシステム、オンコロジー(腫瘍学)、教育研修、感染、医療安全、業務推進の7委員会がそれぞれ活動について報告した。
初日の最後は恒例の外部講師による講演を実施。今回は東北大学病院の眞野成康・薬剤部教授兼薬剤部長を招いた。
デザインコンペで賞を総なめした札幌東病院
右の写真は1位のデザイン
2日目は、主に各病院の取り組みを紹介。徳洲会ネバーイベントプロジェクト(NEP=決して起こしてはならない事象を防ぐためのグループ全体の取り組み)、医薬品、臨床業務研究会に関する報告も行った。
また、コロナ禍でWEB会議が増えたことから、「徳洲会薬剤部公式のバーチャル背景をつくろう」と、デザインコンペを実施。19作品が寄せられ、作者名や所属病院などを伏せたうえで投票した結果、1~3位、さらには部会長特別賞まですべて札幌東徳洲会病院が受賞した。
3年ぶりの対面開催に高橋部会長は「顔も直接見えるし、空気感も伝わる。やっぱりスムーズにコミュニケ―ションが取れるので、良かったです」と笑顔。「組織も整備できたので、さらに薬剤師が活躍できる場を広げていきたい」と意気軒高だ。