徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)12月05日 月曜日 徳洲新聞 NO.1367 4面
関係者が集まり工事の安全を祈願
医療法人徳洲会は、介護老人保健施設八尾徳洲苑(大阪府)およびサービス付き高齢者向け住宅の新築移転工事に向け、建設予定地(八尾市荘内町1-11-1)で地鎮祭を行った。地域自治会、設計、施工、徳洲会関係者ら約40人が参集し、工事の安全と同施設の今後の発展を祈念した。
鋤取の儀を行う東上理事長
新築移転後は同苑(100床)、サ高住(60室)に加え居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、訪問介護センターの5つの事業所が同一施設内に収まる。従来、協力医療機関である八尾徳洲会総合病院には車で15~20分程度の距離だったが、新築移転により直線距離で約100mの近さとなり、「病院との連携がこれまで以上に密に図れることになります」と岩井敦志・同苑施設長は笑顔を見せる。新施設は2024年3月に完成予定。
新施設は老健、サ高住、訪看STなど5施設・事業所が同一施設内に
地鎮祭後、東上震一理事長が挨拶に立ち、設計、施工会社をはじめ関係者に謝意を述べた。新築移転により利用者さんの利便性が向上することなどを挙げ、「医療・介護・福祉への貢献を通じ、少しでも良い社会にしたいという徳田虎雄・名誉理事長の思いを継いでいきたい」と熱く語った。
続いて八尾病院の原田博雅院長が登壇し、高齢化のなか介護施設をもつ社会的意義を強調。また、新施設には太陽光パネルを一部に設置していることを紹介するなど、エネルギー問題への関心も見せていた。