徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年(令和4年)11月14日 月曜日 徳洲新聞 NO.1364 4面

おくすりレクチャー
インフルエンザワクチン
11月頃から接種を

大里恭章・薬剤部長 八尾徳洲会総合病院(大阪府)

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが原因となり鼻やのど、肺、気管支といった呼吸器系に症状が出る季節性・流行性の感染症です。乳幼児から高齢者まで、年齢を問わず罹患し、11月から12月頃に流行が始まり、翌1月から3月頃にピークとなり、4月から5月頃に終息します。

新型コロナウイルス感染症の流行が始まったここ2年ほどは、行動制限や感染予防の徹底により、インフルエンザ陽性者は極端に減少しました。しかし、今年に入りオーストラリアでは日本の秋に当たる5月からA型インフルエンザが流行。これは日本でもインフルエンザが流行する予測指標のひとつであり、さらに海外からの入国制限の緩和、全国旅行支援による観光需要の促進により、新型コロナとの同時流行の可能性があります。

インフルエンザワクチンはインフルエンザの発症や重症化予防にある程度効果が期待できます。基本的に13歳未満では2回、13歳以上では原則1回の接種回数となり、65歳以上もしくは60〜64歳で特定の症状がある場合には、公費による負担軽減があります。なお、健康状態などで副反応などが生じる恐れがあるため、かかりつけ医と相談しつつ、接種を検討してください。

今年から新型コロナワクチンとの同時接種が可能となり、接種間隔を空ける必要がなくなりました。今年度は十分なインフルエンザワクチンが確保されています。ぜひワクチンの接種をご検討ください。

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