徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)11月07日 月曜日 徳洲新聞 NO.1363 3面
39人の受講生がオリジナルTシャツを着て記念撮影
NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)は9月18日、榛原総合病院(静岡県)で第26回国内災害医療支援トレーニングコースを開催した。同コースは災害地の対象を国内に絞った1日間の研修。同院から38人、介護老人保健施設あじさい(同)から1人が受講、全員が修了した。
国内コースは、いつどこで発生するかわからない国内災害に対し、より多くの医療従事者がTMAT隊員として医療支援活動に参加できる体制を整えるのが目的。同コースを修了することで、TMAT隊員として国内災害での活動参加要件を満たすことができる。
プログラムは座学と机上訓練で構成。座学では「災害医療総論」、「国内災害の実際」をテーマに、災害時に連携が必要な行政機関、TMATの活動実績などを学習。机上訓練では災害発生から隊員派遣、被災地での医療支援活動と撤収までの流れをシミュレーションしながらグループワーク形式で学んだ。
今後は、11月13日に湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)、12月10日に吹田徳洲会病院(大阪府)、1月22日に岸和田徳洲会病院(同)で開催予定。新型コロナが流行して以来、募集地域を限定していたが、吹田病院と岸和田病院で開催するコースでは、全体公開の募集形式を再開する予定だ。