徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年(令和4年)10月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1360 4面

私の推し本

長浦 淳 静岡徳洲会病院 臨床検査技師

アーティストの清川あさみさんと、現代詩人の最果タヒさんの合作です。一首一首をイメージして布や糸、ビーズで表現した清川さんの作品を挿絵として、中原中也賞の受賞歴もある最果さんの教科書的な現代語訳ではない、それぞれが詩作にまで高められた独特のニュアンスによる百人一首の新訳を味わえます。

『千年後の百人一首』 清川あさみ、最果タヒ 共著(リトル・モア刊、1,760円)

百人一首は多くの方が学生時代に触れたことがあると思います。一方で、成立した鎌倉時代と現代とでは時代背景が異なり、和歌の内容が身近に感じられないという意見もあるでしょう。そのような方にこそ、おすすめします。最果さんの感性で解釈された新訳により、時代を超えて昔の歌人たちと気持ちを通わせられると思います。

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