徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)10月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1360 1面
徳洲会グループは広報に対する取り組みを活発化させている。病院を中心に広報誌・紙、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)、デジタルサイネージなどを駆使しクロスメディア展開を積極化。広報体制の整備を図る施設も増えている。また、グループ全体では広報部会創設に向けキックオフミーティングを開催。本特集では広報活動に注力するグループ病院の動向を紹介する。
広報活動総力特集
超・大規模31病院の担当者が集まり広報部会が初会合
徳洲会グループ広報部会キックオフミーティングは9月15日にオンラインで行った。この日はグループの超・大規模病院31病院の広報担当者が対象で、それぞれ自己紹介を行った後、一般社団法人徳洲会(社徳)広報部がプレゼンテーションした。はじめに上田昇部長(小紙編集長)が部会創設の背景や趣旨を説明。
施設間でメディア対応を含む広報の活動内容・質にばらつきが見られる現状や、情報発信ツールの増加にともない多様な情報発信のあり方が求められる社会背景などを説明し、徳洲会グループが来年、創立50周年を迎える今、各施設の広報担当者が集まり、広報スキル・知識の習得、連携強化に努め、各施設、ひいては徳洲会全体のブランディングに貢献することなどを目的に、部会創設の必要性を断じた。
今後の活動内容は、①広報に関する現状把握、問題点の抽出と課題解決、②地域に合った広報のあり方研究、③「危機管理広報」の強化――を挙げ、優れた広報紙・誌などを表彰する「徳洲会グループ広報AWARD」(仮称)の創設も示した。
この後、「SNS戦略」、グループの取り組みとして推進する「SDGsの推進」をテーマにプレゼンテーションを行い、参加者と情報共有した。また、部会組織にも言及。部会活動が軌道に乗るまでは上田部長が部会長を務めることで了承を得た。将来的には部会運営の中枢を病院広報担当者が担い、社徳広報部がサポートする組織づくりを目指す。
10月26日には中・小規模病院を対象に同様のオンラインミーティングを開く。なお各プレゼンテーションテーマについてアンケート調査も行った。主な結果は表のとおり。