徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)08月08日 月曜日 徳洲新聞 NO.1350 3面
職員が一丸となる重要性を強調する東上理事長
一般社団法人徳洲会(社徳)は7月30日、徳洲会グループ7月度医療経営戦略セミナーをオンラインで開催した。6月度経営分析では4、5月に比べ改善傾向がうかがえた。
千葉徳洲会病院の佐々木寛・婦人科部長が大会長を務める第63回日本人間ドック学会学術集会(9月2~3日、千葉県の幕張メッセ国際会議場、事務局:医療法人徳洲会)を紹介。コロナ対応については徳洲会感染管理部会部会長の佐藤守彦・湘南鎌倉総合病院(神奈川県)感染対策室部長がグループの現状や方針などを示し、あらためて職員に「会食の自粛」を促した。
また、コンゴ民主共和国での病院開設プロジェクトについて方向性の提示や、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の取り扱いについて注意喚起があった。
最後に東上震一理事長がコロナ対応を含めグループの今後の方針を示唆。「コロナ禍の状況次第」と前置きしたうえで、秋頃に対面式での医療経営戦略セミナーを再開する意向を示すとともに、「徳洲会では仲間意識や助け合う心が何より大事。お互いに理解、尊重し合いながら皆で力を合わせる。それが僕らの誇るべき姿です」と締めくくった。
湘南藤沢病院の江原・特任院長
8月1日付で湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の特任院長に就任した江原宗平・同院副院長が挨拶した。江原・特任院長は「身の引き締まる思い。当時の理事長だった徳田虎雄・名誉理事長の指示を受け、脊椎センターを設立し、これまで5,000例以上の背骨手術を行ってきました。髙力俊策院長と協力し当院のさらなる発展に尽力するとともに、東上理事長が目指すファイティングスピリットにあふれた新しい徳洲会に少しでも貢献できるよう、全力で取り組んでまいります」と意気込みを見せた。