徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
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Tokushukai medical group newspaper digest
2022年（令和4年）07月04日 月曜日 徳洲新聞 NO.1345 4面
湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)は広報・マーケティング活動に力を入れている。これまでは集患に特化していたが、昨年からはリクルートにも注力、とくに昨年6月に始めたInstagram(インスタ)のフォロワー数は6,300人を超え、全国の病院事務が運営するインスタではトップを独走中だ(徳洲新聞調べ)。
「選ばれる病院へ最も有効な手段を模索しています」と町田副主任
同院のインスタで人気企画の「万歩計チャレンジ」
同院の広報・マーケティング活動では、集患にオンライン医療講座や広報誌を、リクルートにインスタや採用パンフレットなどを活用している。リクルート広報としてインスタを選んだ理由について、町田詩織マーケティング課副主任は「ホームページのアクセス解析をすると、閲覧者は40代が中心でした。採用募集の中心となる若い世代が、特別なアクションをせずに当院を知ってもらう機会を増やすには、インスタが最も適していると考えました」と明かす。
インスタでは院内の雰囲気や職員の人柄がわかるような写真を多く掲載し、「ここで働きたい」と思ってもらえるようにするのが目的。タイムラインに優先的に表示されるようにするため、週4回以上の投稿を目指しており、ネタ不足にならないよう横展開できる企画を多数用意している。たとえば「万歩計チャレンジ」では、職員に万歩計を携帯してもらい、1日の仕事内容を追いながら、院内をどれだけ動き回るか紹介、好評を博している。
また、「遠方にお住まいの職員家族が、勤め先の様子や職場での活躍を楽しみにして、ご覧になっているという話も聞いています」(町田副主任)と、リクルート活動として職場を知ってもらう効果が、思わぬところにも表れている。
同院は、開設10周年を記念したホームページのリニューアルを予定。その際、「トップページのデザインはAとBどちらが良い?」などアンケートをインスタで行い、フォロワーに、より身近に感じてもらえるようにする計画も考案中。ホームページのリニューアルでは、スマートフォン対応、SEO対策(検索エンジン最適化)、情報の見やすさなどを改善する考えだ。
