徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)06月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1344 4面
徳洲会グループ栄養部会主催「2021年度料理コンテスト」の沖縄ブロックで優勝した与論徳洲会病院(鹿児島県)のレシピを紹介します。菊シュウマイは細切りにしたシュウマイの皮を肉種にふんわりと載せる点心(中華料理の軽食)で、一般的なシュウマイよりも簡単につくれます。豚肉は肉類のなかでビタミンB₁を多く含んでいます。ビタミンB₁は「疲労回復のビタミン」とも言われ、糖質をエネルギーに変えたり、疲れの元になる乳酸が体にたまるのを防いだりします。油脂類にはビタミンB₁の消費を節約する働きがあり、風味付けも兼ねゴマ油を使用しています。
卵 1/2個
植物油 適量
(ここまでA)
シュウマイの皮 5枚
グリーンピース 10g
豚ひき肉 100g
タマネギ 20g
生シイタケ 20g
ハクサイ 100g
片栗粉 小さじ2
溶き卵 10g
ゴマ油 少々
酒 小さじ1
塩コショウ 少々
砂糖 小さじ1
薄口醬油 小さじ1
(ここまでB)
酢 小さじ1
薄口醬油 小さじ1
砂糖 小さじ1
片栗粉 小さじ1
(ここまでC)
【Step.1】 Aで錦糸卵をつくる。卵は溶いて、ざるでこす。フライパンに植物油を引いて熱した後、卵液を流し込み薄く広げる。弱火で焼き上がったら折りたたみ端から細く切る。
【Step.2】 シュウマイの皮は千切りにする。
【Step.3】 グリーンピースはゆでておく。
【Step.4】 豚ひき肉はしっかりと水分を取る。
【Step.5】 タマネギ、生シイタケ、ハクサイはみじん切りにし、しっかりと水気を切る。
【Step.6】 Step.4、Step.5 、片栗粉をボウルに入れ、粘りが出るまで混ぜる。
【Step.7】 Step.6にBで下味を付ける。6等分にして丸く形を整え、Step.2を載せ、錦糸卵を散らす。
【Step.8】 蒸気の上がった蒸し器に入れ、強火で8~10分蒸す。
【Step.9】 鍋にCを入れて混ぜ合わせ、火にかけて甘酢あんをつくる。蒸し上がった菊シュウマイにかけ、最後にグリーンピースを散らす。
賞状を掲げ笑顔の瀬戸口健治調理師
シュウマイに入れる野菜は、水っぽくならないようにしっかり絞るようにしましょう。また、豚肉と合わせ粘りが出るまで混ぜることも、ふんわりと仕上げるために大事なポイントです。シュウマイの皮は餃子の皮でも代用できますが、厚みがあるため蒸し時間を少し長くすると、きれいに仕上がります。