徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年(令和4年)06月06日 月曜日 徳洲新聞 NO.1341 2面

5月度 徳洲会グループ医療経営戦略セミ
きめ細かい数値目標管理
安富祖理事長が呼びかけ

一般社団法人徳洲会(社徳)は5月28日、徳洲会グループ5月度医療経営戦略セミナーをオンライン開催した。グループ全体の経営状況やグループ病院の新築移転状況など取り組みを紹介した。

各病院に丁寧な数値目標管理など対策を求める安富祖理事長

4月度経営分析では冒頭、経営実績により中規模病院だった大和徳洲会病院(神奈川県)と武蔵野徳洲会病院(東京都)が今年度から大規模病院にシフトすることを報告した。

グループ全体の経営状況については、単月の医業収益や税引前利益は、前年同月比を上回っていたものの、懸念材料として医業利益の鈍化を指摘。救急の受け入れについては前々年、前年に比べ大幅増加していることがわかった。

この日は、館山病院(千葉県)が新築移転の状況について、中部徳洲会病院(沖縄県)が統合麻酔診療部の取り組みについて紹介した。

NPO法人TMAT(徳洲会医療救援隊)がウクライナ難民支援についても報告した。

最後に、社徳の安富祖久明理事長がグループの状況や方向性を示唆。経営では医業利益の鈍化に言及し、今後も病院の建て替えが続くことなどを挙げ、あらためて各病院に、きめ細かい数値目標管理など対策を講じるよう求めた。

コロナ禍での新たなコミュニケーションについては、とくに巡回指導に触れ、今後は医事、資材、経理、総務、看護、医局など各専門チームによるブロック内指導で「ミニ巡回指導」を行う可能性に言及した。

法人の統一については、医療法人徳洲会(医徳)に一本化したことで、多くのメリットを得た半面、社会的責任が大きくなり、一層のガバナンス(統治)、コンプライアンス(法令順守)の重要性が増すことを指摘。

また、民主的な組織運営を方向付ける第一歩として理事長の任期制度制定、年齢制限・選出方法の制定、選挙管理委員会の設置を行ったことを、あらためて報告した。組織の統一化ができたことから、徳洲会創設者の徳田虎雄・医徳名誉理事長に敬意と謝意を示した。

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