徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年(令和4年)05月09日 月曜日 徳洲新聞 NO.1337 4面

おくすりレクチャー
アレルギー
自分に合う薬を見つける

大川賢明 庄内余目病院(山形県)薬局長

アレルギーとは、体に異物が入り込んだ際に過剰な免疫反応が引き起こされることを言います。たとえば、スギ花粉によるアレルギーでは、くしゃみや鼻水といった症状が一般的ですが、食物アレルギー(小麦、そば、卵など)で重篤なものになると、アナフィラキシーショック(生命に危険な状態)を引き起こすことがあります。応急処置にはエピペンを使います。これは医師の治療を受けるまでの間、症状の進行を一時的に緩和し、ショックを防ぐための補助治療剤(アドレナリン自己注射薬)です。お子様が小学生の場合、学校に預けておくことも必要です。

アレルギー症状を緩和するための薬は抗アレルギー薬と言いますが、薬の種類により、眠くならない、効果が長いなど特徴があります。また、体質の根本的な改善を希望する場合は、減感作療法が用いられることもあります。これはアレルギー発生の元になる物質を皮下注射で体内に継続投与し抗体を高め、アレルギー反応に身体を慣れさせて症状を緩和していく治療で、時間と経費を要します。

様々な薬や治療には個人差がありますので、期待した効果が現れない時は医師や薬剤師に相談しましょう。また、食習慣や環境の変化により、予想もつかない原因でアレルギーになることもありますので、軽く考えずに医師に相談してください。症状・目的に応じて適切な治療を考えていきましょう。

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