徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年(令和4年)05月09日 月曜日 徳洲新聞 NO.1337 2面

庄内余目病院
救急救命士を継続教育
「実習の手引き」好評

庄内余目病院(山形県)は毎年、酒田地区広域行政組合消防本部からの依頼で救急救命士の継続教育実習を実施しており、1月17日から3月11日の間に計10人の実習を行った。同院は今回から「実習の手引き」を作成し、より充実した実習を行えるように工夫。実習を通じ地域の救急との連携強化を図る。

静脈路確保に関する実習は庄内余目病院独自のプログラム

 病院実習は、救急救命士がこれまで習得した医療の知識や技術について理解を深めることに加え、病院との救急連携・メディカルコントロール体制の向上を図るのが目的だ。実習では救急搬送時の処置介助、採血、末梢静脈路確保や、院内で行う検査・治療の見学も行う。

 同院は今回の実習から各部署協力の下、「実習の手引き」を作成、救急救命士の理解促進にひと役買っている。内容は実習の目的やスケジュールに加え、それぞれの実習項目について写真やイラストを用いポイント、手順などを詳しく説明。

 このなかで同院の救急体制について、「『救急を断らない』を基本方針に、二次救急病院として24時間365日、庄内地域の救急医療に携わっています。とくに緊急性の高い“脳卒中”や“心筋梗塞”に対しては医師と直接対話ができる病院独自のホットラインを運用しています。救急救命センターのように専任のスタッフによる体制ではありませんが、医師、看護師、コメディカル、事務それぞれが高い意識をもって救急医療に取り組んでいます」と説明している。

 また今回から静脈路確保のポイントや患者さんの安楽な体位(ポジショニング)のレクチャー、高齢者体験など新たな実習項目を追加。これらの手順や注意点に加え、院内で見学を行う内視鏡、心臓カテーテル、手術室などの概要も盛り込んだ。静脈路確保の技術向上を目的にした同院独自の実習は別日に設けている。

 遠藤豊喜・企画課課長は「この実習をとおして、救急救命士の方々と当院職員との良好な救急連携が築かれることを期待したいです。実習の手引きは、救急救命士さんからの感想をもとに今後、内容を検討したいと考えています」と意欲的だ。

人工呼吸器やその周辺機器などの説明を聞く救急救命士

 新型コロナ禍で受け入れを一時休止しているケースもあるが、地域の消防当局からの依頼を受け、救急救命士の実習を行っている徳洲会病院は次のとおり(気管挿管実習のみの受け入れも含む)。札幌徳洲会病院、札幌東徳洲会病院、日高徳洲会病院(北海道)、庄内余目病院、東京西徳洲会病院、武蔵野徳洲会病院(東京都)、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)、湘南鎌倉総合病院(同)、湘南厚木病院(同)、羽生総合病院(埼玉県)、皆野病院(同)、千葉西総合病院、四街道徳洲会病院(千葉県)、鎌ケ谷総合病院(同)、大垣徳洲会病院(岐阜県)、榛原総合病院(静岡県)、名古屋徳洲会総合病院、岸和田徳洲会病院(大阪府)、和泉市立総合医療センター(同)、宇治徳洲会病院(京都府)、高砂西部病院(兵庫県)、福岡徳洲会病院、大隅鹿屋病院(鹿児島県)、徳之島徳洲会病院(同)、沖永良部徳洲会病院(同)、喜界徳洲会病院(同)、与論徳洲会病院(同)、屋久島徳洲会病院(同)、中部徳洲会病院(沖縄県)

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