徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年(令和4年)04月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1334 2面

新型コロナ 自宅療養者を訪問
神戸訪看ST
県の支援事業に協力

神戸徳洲会訪問看護ステーション(訪看ST)は、1月から兵庫県の「新型コロナウイルス感染症にかかる自宅療養者等に対する訪問看護支援事業」に協力している。これ以前に同訪看STは第5波の頃からコロナ自宅療養者への訪問に尽力し、地域に貢献。

風評被害を防止するため玄関に入ってからPPEを着用する石井主任

同訪看STは昨年8月からコロナ自宅療養者への訪問を開始。コロナ患者さんに往診を行う地域の医師からの依頼によるケースが中心だ。また、神戸徳洲会病院外来で中和抗体療法を受けた患者さんには、投与後24時間の副作用などを確認するため訪問している。

こうした経験を生かし、1月から県の支援事業への協力を開始。自宅療養者が安心できる環境の確保や、医療提供体制の充実が目的だ。保健所からの依頼により、電話訪問ではフォローしきれない自宅療養者を訪問する。

食事ができない患者さんに点滴を実施したり、介護度が高い患者さんに褥瘡ケアやADL(日常生活動作)維持のための運動を示したりする。また同居家族への感染対策や困っていることのアセスメント(評価)も行う。基本的に自宅療養期間中は毎日訪問、これまでひとりの患者さんに対し平均5日間連続で実施した。

患者さんへの風評被害を防止するため、前もって部屋の換気をしてもらったうえで、個人防護具(PPE)の着用は玄関に入ってから行う。また、訪問時間を15分以内に抑えるため、訪問直前に検温をしてもらったり、清潔ケアなどがある場合は道具をそろえておいてもらったりするなど、患者さんや家族にも協力を仰いでいる。こうした対策により、これまで訪問での感染は起こしていない。

同訪看STの石井加代・看護主任は「自宅療養期間中は社会から孤立し、不安を抱える患者さんが多いので、安心感を与えたいと考えています。今後は当訪看STのノウハウを地域に還元し、地域全体でコロナ患者さんをサポートできれば良いと思います」と抱負を語る。

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