徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)04月11日 月曜日 徳洲新聞 NO.1333 4面
服部篤彦 鎌ケ谷総合病院(千葉県)放射線科技師長
CTはComputed(コンピュータ)Tomography(断層撮影)の略。体の周囲から放射線を当て、体の中の吸収率の違いを検出器で読み取り、得られたデータをコンピュータで処理して画像化します。5~15分ほどの短時間の検査で、全身のデータを取ることが可能。目的に合わせて画像を再構成できるため、どのような疾患にも有用な検査です。
体の「輪切り」に加え、3D画像、骨や血管だけの画像なども得られます。コンピュータの進歩で被曝量を抑えて撮影することも可能になりました。今は法律で「医療放射線に係る安全管理」が義務化されており、徳洲会グループでも全施設に線量管理システムを導入、徳洲会放射線部会が一元管理し、医療被曝の最適化を目指しています。