徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年(令和4年)04月04日 月曜日 徳洲新聞 NO.1332 4面

名古屋病院看護部
患者さんとの“物語”で成長
ナラティブ発表会を開催

発表者を含め92人が参加

名古屋徳洲会総合病院看護部は2月15日、ナラティブ発表会を開催した。看護師が患者さんに対する経験を振り返り、自ら語ったり他者の発表を聞いたりすることで、患者さんとの良好な関係づくりや看護観の醸成に結び付けるのが狙い。毎年行い、看護部が定めるラダーレベルⅠの看護師が対象。今回は2021年に入職した43人(新卒42人、既卒1人)が発表した。コロナ禍のためオンライン参加も加えたハイブリッド形式を初採用。発表者の卒業校教員らがWEBで見守るなど、院外からの参加も初めて試みた。

発表者は、それぞれ患者さんとのエピソードを披露しながら、患者さんへの対応を省みたり、看護に対する思い、今後の目標などを吐露したりした。細谷実未看護師は「振り返りで気付いたこの気持ちを忘れず、2年目からも頑張ります」と笑顔。オンライン参加の教員からは「先輩看護師や患者さんに支えられながら着実に成長している様子が伝わる発表会でした」、「卒業生の成長が見守れる機会をいただけることは、本校の喜びでもあります」と声が聞かれた。乕田美幸・看護部長は「卒業校の先生方をご招待する企画は以前から考えていました。一緒に成長を喜ぶことができますし、私たちの教育に対する理解も深まると考えています」。今後は「多職種連携が重要になるなか、交流する機会になれば」と、同期入職の他職種による発表も検討中だ。

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