徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)03月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1330 4面
徳洲会グループ栄養部が主催した2020年度料理コンテスト北海道ブロックで敢闘賞を受賞した介護老人保健施設コスモスの「かつおのたたきポン酢ドレッシング」(写真右上)を紹介します。春のかつおは初がつおと呼ばれ、脂身が少なくさっぱりとしているのが特徴。かつおはDHA(ドコサヘキサエン酸)やEPA(エイコサペンタエン酸)を豊富に含み、血液をサラサラにし健康維持の効果などが期待できる優れた食材です。
同じく旬のちりめんじゃこを使ったじゃこ飯(写真左下)や、タケノコを使ったウナギの養老蒸し(すりおろしたヤマイモを用いた蒸し料理、写真中央)などを加えると、春のごちそうメニューと呼ぶにふさわしい献立になります。ウナギはビタミンAが豊富で疲労回復につながります。旬の食材を取り入れて英気を養い、新年度を迎えましょう。
材料(1人分)
かつおたたき……55g(4~5切れ分)
京菜……5g
ミョウガ……5g
カイワレ菜……3g
タマネギ……30g
穀物酢……5g
醬油……5g
みりん風調味料……2.5g
オリーブオイル……2.5g
ダイコン……10g
ニンジン……5g
つくり方
【Step.1】 京菜、ミョウガ、カイワレ菜、タマネギを細くカットし、水にさらした後、皿に盛り付ける。
【Step.2】 ダイコン、ニンジンを飾り切りにして盛り付ける。
【Step.3】 穀物酢、醬油、みりん風調味料、オリーブオイルを混ぜてドレッシングをつくる。
【Step.4】 かつおのたたきは少し厚めに切り、皮の面を上にして皿に盛り付け、ドレッシングをかける。
老健コスモス栄養管理室の菊地勤調理師
かつおを選ぶ時は、血合いが赤く、皮目はつやがあるものを選ぶようにしましょう。生魚のにおいを抑える薬味として、今回はミョウガを用いましたが、辛子醬油やごま油、新タマネギでも代用できます。かつお以外にも春に旬を迎える魚はいろいろとありますが、たとえば、にしんもそのひとつ。南蛮漬けがおすすめの調理法です。このほか、セリや春菊、菜の花、ルッコラ、クレソンなどを使用したサラダや、とろろに刻んだワラビを混ぜた麦とろ飯なども春のおすすめメニューです。お好みの食材を使って春を満喫してください。