徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年(令和4年)03月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1330 3面

徳洲会
標準クリニカルパスPJ
継続的な取り組みへ
フォローアップ研修会開く

徳洲会グループは2月15日、標準クリニカルパスプロジェクト(PJ)・フォローアップ研修会を開いた。徳洲会では医療の質向上を推進する施策のひとつとして、グループの標準クリニカルパス(科学的根拠に基づき標準化した診療計画)を策定し、希望施設への導入支援などを行うため、同PJを推進。継続的な取り組みになるよう導入施設のバックアップを目的とした今回の研修会では、導入事例の発表や事前に募った課題などに対する質疑応答を通じ、情報共有を図った。

19病院・事務局が参加し情報共有

PJを開始したのは2017年。①徳洲会病院で診療実績の多い疾患、②離島・へき地病院でニーズがある──この2点を基準に、これまで腹腔鏡下胆嚢摘出術、鼠径ヘルニア根治術、胃ESD(内視鏡的粘膜下層剝離術)、CAG(冠動脈造影検査)、大腿骨近位部骨折、尿路感染症、白内障を対象とした7種類のパスを作成してきた。

研修会はオンラインで開催、19病院と事務局が参加した。はじめに同PJを統括する篠崎伸明・医療法人徳洲会副理事長(湘南鎌倉総合病院院長)が、開会の挨拶として、PJのさらなる進展を期待し激励メッセージ。

続いて、福岡徳洲会病院、岸和田徳洲会病院(大阪府)、湘南鎌倉病院(神奈川県)、札幌東徳洲会病院、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の5病院が発表。チーム医療でのクリニカルパスの有用性や、クリニカルパス導入によるアウトカム(診療結果)への影響、使用頻度の高いクリニカルパスや適応率の推移、アウトカムの達成状況、バリアンス(クリニカルパスからはずれること)、医師、看護師、その他医療職にとってのメリットなどについて報告があった。メリットとしては「入院時のオーダーが簡便で、後は個々の患者さんに合わせ必要時に追加するのみ」、「患者さんも方針・予定が立てやすい」などが挙げられた。

この後、効果的なクリニカルパス委員会の運用方法など、各施設から事前に寄せられた課題について、コアメンバーや参加者らでディスカッションを行った。最後にPJチームのリーダーである岸和田徳洲会病院の新田康晴・内科医師が挨拶し閉会した。

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