徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)03月14日 月曜日 徳洲新聞 NO.1329 3面
仙台徳洲看護専門学校は3月3日、規模を縮小して2021年度卒業式を開催、10回生45人が巣立った。徳洲会グループ病院には仙台徳洲会病院に23人、庄内余目病院(山形県)、千葉西総合病院、四街道徳洲会病院(千葉県)、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)に各1人の計27人が入職する。
10回生45人の門出を祝福 鈴木校長が卒業生一人ひとりに卒業証書を授与 安富祖理事長は「徳洲会で看護を学んだことを忘れずに」とエール
卒業式は新型コロナウイルスの感染防止対策のため規模を縮小して開催、家族にはZoomを使いライブ配信した。
鈴木美智子校長は卒業証書の授与後、式辞で「相手に関心をもつことで、相手の思いやりや配慮を知ることができます。寄り添うとは、そういうことなのではないでしょうか。これからの仕事のなか、人生のなかで、人の思いやりや配慮に気付ける感性をもち、感謝できる人になってください」とアドバイス。
さらに「ひとつのことを継続する過程で、その時々に見えることが違います。新しい発見もあると思います。感動する時もあります。『やっていて良かった』と必ず思います。経験を宝とし、愛される看護師になること、そして人間として魅力ある女性・男性になることを祈念します」とエールを送った。
続く来賓祝辞では、安富祖久明・一般社団法人徳洲会理事長がビデオ出演。徳洲会の歴史や全国のグループ病院によるコロナ対応に触れた後、「徳洲会病院に入職する方だけでなく、グループ外に行かれる方もいると思いますが、徳洲会で看護を学んだ者として、徳洲会の理念や患者さん中心の医療の実践に励んでください」と期待を寄せた。
祝電披露、記念品贈呈の後、在校生を代表し2年生の竹内絢音さんが「たくさんの努力をし、多くの困難を乗り越えてきた先輩方には、勉学や臨地実習で培ってきた力があります。どうか卒業されてからも、本校で学んだこと、大切な仲間と築いてきたつながりを糧にご活躍ください」と送辞を述べた。
答辞では、卒業生を代表し佐々木優衣さんが登壇。「先生方が優しく、時には厳しく教え導き、愛情をもって温かく見守り続けてくれたことが道しるべとなり、今日まで一途に看護師への道のりを歩むことができました。多くの方々から支えていただいたことを忘れず、得た学びを糧に、患者さんだけでなく、自分や家族も守れる人になりたいと思います」と誓った。