徳洲会グループ第6回QI大会開催今月末までに視聴・投票を

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2022年（令和4年）03月14日　月曜日徳洲新聞 NO.1329 3面

第6回徳洲会グループQI大会が始まった。昨年度に続いてEラーニングシステムの活用により、事前収録した演題の発表動画をグループの全職員が視聴、投票を行う。上位に選出された演題の発表者に対しては後日、記念品など贈呈する。

QI大会は医療の質向上や業務改善の推進が目的。ノウハウや知見の共有を通じ水平展開を図り、グループ全体の底上げにつなげるための重要なイベントだ。2016年度以降、毎年開催している。コロナ禍の影響で昨年度、初めてオンライン形式で実施したところ、好評だったことから今年度も同様の方法で実施。

視聴・投票期間は3月1日から31日まで。徳洲会グループ全施設の2月時点の常勤職員が対象。Eラーニングシステムによる個人視聴、あるいは会議室などでの集団視聴により視聴・投票を行う。

発表演題は、所定の評価基準に従い書類選考を通過した15演題。「臨床」、「患者目線」、「地域社会」、「職員目線」、「経営」の5つのカテゴリーに分けられており、各3演題ある。今回は、新たに審査委員長(東上震一・医療法人徳洲会副理事長)推薦演題のカテゴリーを設定し、同様に3演題を選出(投票対象外)。

視聴者はカテゴリーごとに視聴し、3演題の中から最も素晴らしいと思う演題に投票する。動画時間は1カテゴリーにつき約20分。なお、視聴者が所属する施設が含まれるカテゴリーに関しては、公平性を担保するため投票できない仕組みだ。

グループの改善活動を推進する観点から、今回、初めて視聴率の目標を設定。全カテゴリー30%以上を目標値とした。また、役職者(副主任以上)は全カテゴリーの視聴を必須とし、役職者以外は興味のあるカテゴリーを少なくともひとつは視聴することを求めている。

QI大会事務局は「他施設の優れた改善活動を知る絶好の機会です。ぜひ視聴・投票してください」と呼びかけている。