
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)01月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1322 3面
経営戦略の要諦を解説する植嶋・事務局長(左)
一般社団法人徳洲会(社徳)看護部は2021年度の副看護部長研修をオンラインで行った。今回は経営戦略、経営分析について理解を深めた。
はじめに、社徳の佐々木和子・看護部部長が挨拶。「組織のマネジメントについて基本的な手法など学び、自院あるいは各看護部の現状や方向性をあらためて考えてみてください」と呼びかけた。
その後、社徳の植嶋敏郎・事務局長が「経営戦略」をテーマに講義を行った。前半は基本的なポイントを解説し、戦略と戦術の違い、組織にとっての理念、目標、戦略、戦術の関係性などを説明。そのうえで徳洲会の組織風土や文化、現在の方針、目標、日本の社会保障制度や医療経営の特徴などを紹介し、近年は医療を取り巻く環境の変化で戦略的な経営が求められていることを指摘した。
後半は具体的な戦略的マネジメント手法を説明。SWOT分析やBSC(バランストスコアカード)、医療機関にとっての経営指標などを解説した。最後に「病院の価値を高め、地域から選ばれることが重要」とし、これらを活用して自院や看護部の戦略を考えるよう促した。
次に、社徳の奥田雄一・経理部長代理が「徳洲会の経営分析について」と題し講義。会計の基本として、経営での会計の役割、財務会計と管理会計の違い、損益計算書などを説明した。それらをふまえ徳洲会グループの管理会計を解説。グループの医療経営戦略セミナーで示す資料を提示し、各種データの特徴やグラフの見方、「単月」、「年計」といった言葉の意味などについて丁寧に説いた。
講義中、年計で傾向も把握することの大切さや、結果に対する原因分析もしっかり行うこと、規模や機能が同じような他院と比較することで自院の現状把握や新たな目標設定ができるなど、適宜ポイントを示した。