
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)01月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1322 2面

新型コロナウイルスのオミクロン株が日本で20代を中心に、かつてないスピードで広まっている。2021年11月24日に南アフリカでオミクロン株の感染が初めて確認されてから2カ月が経ち、徐々にその特徴が判明(表)。
デルタ株より感染力が高く、ワクチンを2回接種していてもブレイクスルー感染する可能性が高い一方、重症化率はデルタ株より低いと見られる。オミクロン株は潜伏期間、ウイルス排出期間ともにデルタ株より短く、この感染サイクルの短さが急激な感染拡大の要因のひとつと考えられているが、一方で南アフリカは感染拡大から20日程度でピークを迎え、そこから急速に減じているため、オミクロン株は流行期間も短いと捉える向きもある。このためいくつかの国では、すでにピークアウト、もしくはピークアウトが近いと楽観視し規制緩和の動きも出ている。ただ、WHO(世界保健機関)は「オミクロン株は重症化リスクが低い」という情報が独り歩きし、医療逼迫(ひっぱく)の引き金となることに警戒感を示している。日本では1月19日、1都12県にまん延防止等重点措置を適用。国内では65歳以上の91%が2回接種を完了しているものの、ワクチン効果は接種後数カ月で減弱する可能性が高いことが指摘されており、ブースター接種が急がれるところだ。