
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

Tokushukai medical group newspaper digest
2022年(令和4年)01月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1322 2面
白根徳洲会病院(山梨県)は医療安全活動を積極的に推進している。インシデントレポートの報告件数アップ、院内ラウンドの強化に加え、昨年の医療安全推進週間(11月21~27日)には全部署から「標語かるた」を募集するなど工夫を凝らしている。
「医療安全の意識が院内に浸透」と三阪室長
白根病院では三阪郁子・医療安全管理室室長(看護師)が2016年から専従で医療安全活動に従事。医療安全管理委員会内のリスクマネジメント部会が実働部隊となり、院内活動を推進している。
インシデントレポートは各部署から提出された後、医療安全管理室メンバーで分析・検討し、週1回開かれる各部署のトップが集まるカンファレンス(検討会)で、内容を説明。三阪室長は「参加者にインシデントレポート報告の必要性の意識付けができ、件数が年々アップしました」と語る。
院内ラウンドは三阪室長が専従になった後、すぐに始め、試行錯誤を繰り返し効果的な方法を模索。現在は同部会メンバーが4班に分かれ各部署を回り、写真による記録をもとにフィードバック、3カ月後にあらためてラウンドして確認するという方法を取っている。
エントランスには投票で上位に選ばれた標語かるたを掲示
医療安全推進週間は、職員が能動的に取り組める活動に切り替えた。昨年は、標語の内容をより効果的に伝えることを目的に、部署ごとに手づくりの「標語かるた」を作成、投票により最優秀賞は入退院支援室が選ばれた。すべての標語かるたは期間中、院内のさまざまな場所に掲示した。
三阪室長は「徳洲会グループからの支援があったり、ほかの病院の事例を参考にしたりして当院に最適な形を考えました。医療安全の意識が院内に浸透してきたので、今後はより質を上げることを目標にします」と抱負を語っている。