
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2021年(令和3年)12月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1318 2面
【続報】12月14日、世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、新型コロナウイルス感染症の変異株「オミクロン株」が、かつてないほどのスピードで広まっており、実際には、ほとんどの国に感染者が存在する可能性が高いと警告した。
感染力が高いことは、ほぼ間違いない見とおしだが、一方で重症化率はそこまで高くない――との分析結果が南アフリカ共和国から上がるなど楽観的な見方もある。しかしテドロス事務局長は仮に重症化率が高くなくても、感染者が増加すれば医療が逼迫する可能性が高いと注意喚起している。
国内では、いち早く水際対策を講じたこともあり、今のところ市中感染には至っていないが、英国では11月30日時点でオミクロン株感染者がわずか22人だったにもかかわらず、12月13日時点でロンドンの感染者の約4割がオミクロン株との発表があり、爆発的な感染拡大に警戒が必要だ。すでに英国では死者も確認されている。日本の水際対策にも限界があることから、いずれ感染者が増えると予想する向きもある。
対策として期待されているのがワクチンのブースター(3回目)接種で、すでに開始している国も多い。日本でも2回目接種から原則8カ月経った人から接種を開始、英国からはブースター接種により、重症化だけでなく感染もある程度防ぐことができるとの報告もあり、期待が高まっている。