徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)11月01日 月曜日 徳洲新聞 NO.1311 4面

新型コロナ対策 第5波までの経験や教訓に基づき
第6波へ向け見直すべき点を通知
一般社団法人徳洲会

10月以降、全国的に大幅な感染者数の減少となっており、さまざまな社会活動の制限が緩和されてきている。一方、諸外国の状況を見ると、今後、第6波の可能性は否定できず、政府や厚生労働省も医療体制の強化など通達を発出。こうした状況をふまえ一般社団法人徳洲会は、第5波までの経験や教訓に基づき「第6波に向けて」あらためて見直すべき点について通知を発した。

①新型コロナ感染症患者さんの受け入れ体制の強化、②中和抗体薬治療を含めた治療体制、③ウイルスをもち込まない、早期発見対策、④感染を広げない対策、⑤院内保育園の対策――について、それぞれ注意点を提示。

面会制限の緩和にも言及。地域の感染状況を考慮し、かつ各施設のICT(感染制御チーム)を中心に十分に協議をしたうえで検討すべきとし、「面会者には発熱や呼吸器症状を含む症状の確認、身近な人に感染者および濃厚接触者がいないこと、その他感染を疑う行動がないことなどを確認し、記録を残す。また、面会後に感染が判明した場合に速やかに病院へ連絡するようお願いをする」などチェックポイントを設けている。

最後に、新型コロナ感染症とインフルエンザの同時流行を念頭に、外来では両者の診断を速やかに実施できる体制を構築するよう注意喚起している。

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