
徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest

徳洲新聞ダイジェスト
Tokushukai medical group newspaper digest
2021年(令和3年)10月18日 月曜日 徳洲新聞 NO.1309 3面
「とても良い経験をさせていただきました」と野中部長(上)、原看護師
長崎北徳洲会病院の野中孝一・外科部長と宮古島徳洲会病院(沖縄県)の原愛美看護師は、東京五輪に医療ボランティアとして参加、救護活動を通じ大会をサポートした。
野中部長は射撃競技で、他の医師や看護師、PT(理学療法士)とともに計2日間活動。このうち野中部長は熱中症で倒れた警備員や首を痛めた選手など6人の救護にあたったほか、時間がある時は氷が入ったクーラーボックスを携帯し会場を巡回した。「活動期間中は毎日PCR検査を受け、すぐにPPE(個人防護具)を装着できる状態で待機していました。熱中症の方が運ばれてきた時は、コロナかどうか悩みましたが、前日の検査で陰性だったことや、自院の救急でコロナ患者さんを診た経験もあり、冷静に対応できました」。
自身も登山を楽しむなどスポーツ愛好家。日本スポーツ協会公認スポーツドクターや日本医師会認定健康スポーツ医の資格を取得し、クライミングやトレイルランニングなどの大会で、救護活動の経験もある。当初、五輪に参加する予定はなかったが、日本スポーツ協会からの呼びかけで支援を決めた。「正直悩みましたが、鬼塚正成院長に相談したところ『良い経験になるから』と背中を押してくれました」と野中部長。今回の経験を「大規模イベントでの救急医療、災害医療などに生かしていきたい」と意欲的だ。
原看護師はトライアスロン競技で、医師やPTらと5日間活動。原看護師は主にバイク(自転車)種目で落車した選手の手当てなどを行った。「競技開始の時間が朝早く、医療班は毎回午前3時半に集合しミーティングを行いました。皆がより良いサポートをしようと提案し合うなど、とても良い雰囲気で、勉強になりました」と振り返る。
トライアスロンのナショナルチームが以前から宮古島で合宿を行い、かかわる機会があったことから、東京五輪のサポートを早くから希望。「コロナ禍となり不安でしたが、看護部長が『一生の機会だから』と理解してくださいました」と謝意を表す。