徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2015年(平成27年)6月22日 月曜日 徳洲新聞 NO.985 三面

がん薬物療法テーマ
徳洲会薬剤部会が研修会

5人のがん薬物療法認定薬剤師による講義を通じて研鑽を積んだ 5人のがん薬物療法認定薬剤師による講義を通じて研鑽を積んだ

徳洲会グループ薬剤部会は、がんの薬物療法をテーマに都内で研修会を開催した。同部会研修委員会が主催し、がん薬物療法認定薬剤師5人が講義した。関東地方にある徳洲会8病院(湘南鎌倉総合病院、湘南厚木病院、大和徳洲会病院、湘南藤沢徳洲会病院、東京西徳洲会病院、千葉西総合病院、古河病院、羽生総合病院)から31人の薬剤師が参加し、研鑽(けんさん)を積んだ。

湘南鎌倉病院の門谷靖裕・副薬剤部長は、がん治療を受ける患者さんに対し薬剤師がどのようなかかわりができるかをテーマに講義。「患者さんに寄り添った医療」の観点から、治療効果を重視しながらも、副作用によって日常生活を快適に送ることができなくならないよう、薬剤師が副作用マネジメントをしっかりと行うことの重要性を強調。さらにそのための方法などを解説した。

東京西病院の岩井大・薬剤部主任は、副作用とそれに類似した病態の鑑別、緊急性の判断などに有用な「薬学的臨床推論」について解説。湘南藤沢病院の石崎文子・薬剤部副主任は抗がん剤による心臓への影響など、循環器系に対する副作用を観察する際のポイントについてレクチャーした。羽生病院の川田亮・副薬剤部長は乳がんについての診断から治療、副作用マネジメントまでの一連の流れを、具体的な症例に沿いながら解説。

千葉西病院の香取哲哉・副薬剤部長は、薬剤師は薬のジェネラリスト(総合力を備えた人材)であることを土台にしながら、さらに特定分野の専門性を高めることの重要性を指摘。そのうえで、日本病院薬剤師会のがん薬物療法認定薬剤師と、日本臨床腫瘍薬学会の外来がん治療認定薬剤師の違いなどを説明。それぞれの認定取得に必要な事項を紹介した。

また、香取・副薬剤部長は医薬品の海外添付文書と本邦添付文書の乖離(かいり)をテーマに、複数の抗がん剤や支持療法薬(症状・副作用の予防・軽減を目的とした治療に用いる医薬品)を挙げて説明。事前にこれらの情報を収集するなど下調べを行うことの意義を訴えた。

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