技能グランプリに臨む竹山調理師

長崎北徳洲会病院栄養科の竹山由規調理師は、第28回技能グランプリに出場した。同グランプリは２年に一度開催され、熟練技能者が技能の日本一を競い合う全国規模の大会。

竹山調理師は長崎県から推薦され、県代表として「日本料理部門」に出場した。

競技は課題が４つ。ヒラメの薄づくり、煮物椀、酢肴、応用料理（残った材料を使い自由につくり上げる）を調理して、技術の高さを競い合う。

（左上から時計と逆回りに）ヒラメの薄づくり、煮物椀、酢肴、応用料理

「大会には、名の知れた調理人さんも出場しておられ、緊張しました」と竹山調理師。

残念ながら入賞はならなかったが、「今後もさまざまな大会に出場し、技術だけでなく精神面も磨き上げ、再度この技能グランプリに出場した折には、入賞を目指します」と意気込みを語っていた。

日常での料理に対する取り組みには「病院の患者さんには、手間暇をかけた見た目も美しい食事を提供したいですね」。