徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)9月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1305 一面

初のオンラインで2年ぶり 1年次研修医合同研修会開く 徳洲会グループ研修委員会

「虐待」と「ゲノム医療」

田村委員長の話に耳を傾ける参加者(写真は湘南藤沢病院)

徳洲会グループ研修委員会は8月7日と28日、1年次研修医合同研修会を開催した。医師臨床研修プログラムのうち病院単体では実施しにくい項目を、グループのスケールメリットを生かし合同で行う。例年、一堂に会して開いていたが、コロナ禍により昨年は中止。2年ぶりとなった今回は、初めてオンラインで行った。

2020年度から厚生労働省が定める「医師臨床研修指導ガイドライン」が一部改訂されたことをふまえ、7日は必修となった「虐待」をテーマに、湘南藤沢徳洲会病院(神奈川県)の板倉敬乃・小児科部長が講義した。主に児童虐待について、早期発見につながる所見や徴候、その後の児童相談所との連携などを解説。虐待かどうかを確定する必要はないことを強調し、総合的な判断と“否定できないかもしれない”という視点で、かかわりを継続する大切さを説いた。

28日は推奨項目となった「ゲノム医療」について、同院の橋口和生・産科・婦人科部長が講義。ゲノム(全遺伝情報)の基本的な説明、ゲノムと医療に関する歴史、がんを中心に遺伝が関係している疾患、遺伝子検査などを解説した。新型コロナにも触れ、ウイルスやPCR検査、ワクチンについて基本的な事柄を説明した。「今後、臨床でゲノムはさらに大事な分野になってくると思われます」と、臨床遺伝専門医の資格も紹介した。

両日とも、冒頭で同委員会委員長の田村幸大・大隅鹿屋病院(鹿児島県) 副院長が挨拶し、講義テーマの重要性を指摘。新型コロナについても研修医がクラスター(感染者集団)の原因にならないよう、とくにプライベートでの行動に対し注意喚起した。なお、両講義の動画をeラーニングで配信し、参加できなかった研修医などへのフォローも行っている。

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