徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)9月13日 月曜日 徳洲新聞 NO.1304 二面

病気のはなし61
小児のワクチン接種 新型コロナ感染症

12歳以上の小児への新型コロナ感染症ワクチン接種券(ファイザー、モデルナ)の配布が始まっている。すでに接種を開始している自治体もあるが、一方で副反応や長期的影響を恐れ、子どもに接種させることを躊躇(ちゅうちょ)する保護者も少なくない。

日本での10代以下の感染状況を見ると、累計感染者数は20万9,592人(8月31日時点、厚生労働省)。従来、小児は感染しにくいと見られていたが、デルタ株は小児の間でも猛威を振るっており、9月2日時点の集団感染(クラスター)発生状況では、多い順に①企業など、②福祉施設、③学校・教育施設などとなっている。飲食店よりも学校のほうが、クラスターが多い状況だ。小児は成人に比べ重症化率は低い傾向にあるものの、少数ながら重症化するケースもあり、後遺障害の懸念もあることから、警戒すべきだ。

日本小児科学会は小児のコロナワクチン接種について、「健康児であっても受ける意義はある」としたうえで、養育者と本人(小児)がともにメリット・デメリットをよく理解することが望ましいとしている。同学会はWEB上で、小児ならびに小児に接する成人へのワクチン接種についてQ&A形式で詳細な情報を提供している。接種前に参照されたい。

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