徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

直言

Chokugen

安富祖 久明(あふそひさあき)医療法人徳洲会 理事長 医療法人沖縄徳洲会 理事長 一般社団法人徳洲会 理事長

直言 生命 いのち だけは平等だ~

安富祖 久明(あふそひさあき)

医療法人徳洲会 理事長 医療法人沖縄徳洲会 理事長 一般社団法人徳洲会 理事長

2021年(令和3年)8月2日 月曜日 徳洲新聞 NO.1298

コロナ禍でも医療人・徳洲会職員として徳洲会の理念を心に為すべきことを実践
危機に立ち向かい多くの方々の信頼を勝ち得る

世界の感染者数は2億人に迫り、死者数は累計400万人超となりました(米ジョンズ・ホプキンス大学調べ、7月29日現在)。ワクチン接種が進んでいる国々では新規感染者数が総じて抑えられ、死者数も減少してきましたが、ワクチンが行き渡っていない開発途上国では感染拡大に歯止めがかかりません。

日本では、新規感染者数が再び急増しており、感染力の強い変異株による第5波が到来しています。東京オリンピック開催による人流増加から、さらなる感染対策の強化が求められる事態と言えます。1年半以上も続くコロナ禍で気持ちの緩みも見えますが、油断はまさに大敵です。今一度、確固たる感染対策の徹底をお願いします。

医の原点である救急医療 中心に通常医療にも尽力

これまでも私たちは、さまざまな困難に遭遇するなかで、その都度、「医療の原点は救急医療にあり、決して患者さんを断らない、救急を断らない」と、患者中心の医療を掲げ、地道に実践することで、幾つもの壁を乗り越えてきました。

医療という職業を選択した私たちは、新型コロナウイルスのパンデミック(大流行)に対して全力を発揮し、率先して行動することが求められます。徳洲会の原点である救急医療を中心に通常医療を実践することも、私たちの為すべきことです。

これまで徳洲会グループは患者さんや地域住民の方々、行政などからの信頼を得て発展してきました。今立ち向かっているこの危機もまた、愚直な努力を積み重ねることでのみ克服でき、多くの方々の信頼を勝ち得るものと信じてやみません。先の見えない不安のなか、皆さんには大変労苦をおかけしますが、このような状況にあっても患者満足度が向上しているという成果を励みとし、医療者としての矜持(きょうじ)を胸に精励することを願っています。一般社団法人徳洲会も奮闘する皆さんに心より感謝と敬意を示すとともに、引き続き物心両面にわたる支援を行ってまいります。

先日、徳洲会体操クラブの米田功監督から東京オリンピックの男子団体メンバーに北園丈琉(たける)選手、種目別のあん馬に亀山耕平選手が選出されたとのうれしい報告を受けました。コロナ禍で通常の練習がままならないなか、大変な快挙です。

米田監督は同クラブの選手時代、2004年のアテネオリンピックで男子体操の主将を務め、団体で金メダルを獲得しました。「私たちはアテネオリンピック後、徳田虎雄・医療法人徳洲会名誉理事長から指示を受け、全国の徳洲会施設を訪問しました。日々、医療や介護に専念されている職員の皆さんや、患者さん、利用者さんを元気付けたいと思っていましたが、現場で頑張っておられる皆さんや、喜んでくださる患者さん、利用者さんを見て、逆に私たちが元気付けられました。皆さんが頑張っておられるから私たちも頑張れます。私たちが活躍している姿を観ていただき、少しでも元気を出していただけたら。そのような関係を願っています」と語ってくれました。

徳洲会体操クラブ選手らの東京五輪での健闘を称える

コロナ禍で1年延期となった東京オリンピックですが、7月26日の男子団体決勝で日本代表チームが銀メダルに輝きました。コロナ禍で選手の壮行会を開くことも叶いませんでしたが、オリンピックという大舞台で闘った日本代表を称えたいと思います。コロナが落ち着いたら、あらためて健闘を祝す考えです。

来る10月1日、医療法人徳洲会(医徳)と医療法人沖縄徳洲会が合併します。さらに、今年度末までには、医徳と埼玉医療生活協同組合が合併する見とおしです。

71病院を含む400近い医療・介護施設が、ひとつの医療法人に統合されることにより、ガバナンス(統治)やコンプライアンス(法令順守)などが、より強固なものになります。意思決定、マネジメント、内外の監査など重要な事柄が一元化され、資金や資産管理、人事などの業務が公正化、合理化、簡素化されるばかりでなく、経費面でも大幅な削減効果が期待できます。さらに、北海道から東北、関東、関西、九州、奄美、沖縄まで人の移動がより自由に、活発になります。

コロナ禍にあっても医療人として、徳洲会の一員として〝生命だけは平等だ〟の理念を心に、為すべきことを実践し、さらなる成長を目指して、皆で頑張りましょう。

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