徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)7月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1295 二面

八尾病院 集中治療専門医 研修施設に認定 徳洲会グループで7施設目

八尾徳洲会総合病院(大阪府)は日本集中治療医学会の集中治療専門医研修施設に認定された。最新の設備と豊富な症例で、今後は教育にも注力していく。同施設認定は徳洲会グループ病院で7施設目。

「若手医師の教育にも力を尽くす」と緒方部長

八尾病院の集中治療専門医研修施設認定(4月)の立役者である緒方嘉隆・集中治療部部長はスウェーデンのカロリンスカ大学でECMO(体外式膜型人工肺)を学び、現在はNPO法人日本ECMOnet のコアメンバー・協力者でもある。昨年4月の入職時には、同院にハイスペックのECMOを2台、人工呼吸器を4台導入した。

緒方部長は入職以来、集中治療専門医研修施設の認定を目標に掲げてきた。「認定には30例の治療概略の提出が必要でした。症例自体は豊富にあったのですが、あらためて重症度判定をするなど書類作成が大変で、事務の方々に助けられながら準備を進めました」と苦労を語る。

同院の集中治療室(ICU)は集中治療医が専従しながら、各診療科の医師も診るセミクローズドタイプ。多職種によるチーム医療にも積極的で、毎朝のカンファレンス(症例検討会)には関連する診療科の医師に加え、看護師や薬剤師、臨床工学技士、理学療法士などがそろい、治療方針を決めている。休日には非常勤医師が対応することもあるが、質を落とさないために、プロトコール(治療手順書)を用意し、緒方部長が定期的に電話連絡を入れる。

新型コロナでは、ICU8床のうち3床を重症者用に確保し、緒方部長と濵口眞成・同部医長が中心となって対応。

重症患者さんにはECMOを積極的に活用し、治療が奏功して離脱した例も多い。

緒方部長は「最新の医療機器があり、それを使いこなす技量のあるスタッフ、指導できる医師がいることは当院の強みです。また、症例数が多くバリエーションも豊富であり、何より風通しの良い環境だと自負しています。今後は若手医師の教育にも尽力していきたい」とアピールしている。

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