徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)7月12日 月曜日 徳洲新聞 NO.1295 一面

岸和田病院 新型コロナワクチン職域接種
商工会議所と連携 全国初の取り組み

「安全で確実な接種を実施します」と尾野院長

岸和田徳洲会病院(大阪府)は6月29日、岸和田商工会議所と連携し、全国で初めて同会議所の会員である中小・零細企業を対象に、新型コロナワクチンの職域接種を行った。初日は約400人に接種、その後は様子を見ながら規模を拡大し、週2回、1日750人を目標に進めている。

職域接種について国が「規模を最低でも1000人程度」と示し、中小企業が困惑するなか、同会議所の副会頭でもある同院の浦山聡・事務部長が深野明美・看護部長と相談し、同会議所での職域接種に協力する方針を打ち出した。その後、尾野亘院長や東上震一総長(医療法人徳洲会副理事長)に了承を得たうえで、同会議所に協力の意向を伝えると、すぐに岸和田市を含めた三者で会談、同事業の推進が決定した。

浦山・事務部長は「徳洲会の特性でもあるスピーディーな決済により、日本で一番早く商工会議所による職域接種が実現できました。深野・看護部長の『ワクチンを打ち終わらないと、コロナも終わらない』という力強い言葉に後押しされました」と胸を張る。

初日は約400人がワクチン接種

接種に先立ち、6月21日に三者共同記者会見を開催。同会議所の中井秀樹会頭が経緯を報告した後、尾野院長が挨拶。「第4波では医療体制が崩壊寸前までひっ迫し、救える命が救えないという忸怩たる思いに駆られました。商工会議所によるワクチン接種により、職場の安全を守ると同時に、ワクチン接種を希望しても、なかなか接種できない方々に機会を提供できます。当院のスタッフが安全で確実な接種を実施します」と語気を強めた。

続いて永野耕平・岸和田市長が、コロナ禍で重症患者さんを積極的に受け入れている同院に謝意を表した後、「商工会議所による職域接種は、どの地域でも求められていると思います。三者一体となり岸和田の地で実施する今回の取り組みが、ひとつのモデルケースになれば良いと思います」と抱負を語った。

接種は同院から医師3人、看護師5人を派遣し実施、事務処理などは同会議所職員が行う。同会議所は当初、5000人の希望者を想定して国に申請したが、さらに増える見込みだ。

PAGE TOP

PAGE TOP