徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2021年(令和3年)7月5日 月曜日 徳洲新聞 NO.1294 三面

吹田徳洲会病院
コロナ禍のマタニティ相談
毎週オンラインで実施

沐浴の仕方をオンライで丁寧に解説する堀内助産師

吹田徳洲会病院(大阪府)は妊婦さんを対象に「オンラインマタニティ相談クラス」を毎週実施している。同院はこれまでも産前産後に必要な知識の提供や妊婦さんからのさまざまな質問に答えるため、各種相談会など実施。しかしコロナ禍で集まることが困難となり、リモートに切り替えた。参加人数は上限5人とし、助産師の資格をもつ看護師が妊娠初期~中期、妊娠後期、分娩(ぶんべん)直前、出産後の各時期の注意点などを丁寧に説明。

同院はウェブサイトやSNSを用いた情報発信もしているが、「リアルタイムで顔を見て話すことができる意義は大きい」と堀内真弓助産師(看護師)。不安そうな表情の妊婦さんには助産師外来を勧めたり、部内で情報共有し、とくに気をかけたりしているという。これまでオンラインクラスには59人が参加(4月22日時点)。取材日は「こんにちは赤ちゃん―沐浴(もくよく)編―」で、実際にベビーバスと乳児の人形を用い体の各部位の洗い方、乳児の支え方など細かく丁寧に手順を紹介。Q&Aコーナーにも十分に時間を割いていた。

同院は妊婦さんを対象にフラダンス教室やヨガ教室、アロマテラピーなど、さまざまなイベントや教室を企画しており、「今後はヨガ教室をぜひオンラインでも開催したい」と實村誉子・看護師長は意気込んでいる。

PAGE TOP

PAGE TOP