2020年(令和2年)9月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1254 一面
四日市病院の通所リハ
利用者さんが力合わせ 「こにゅうどうくん」
作品は病院の玄関ロビーに飾っている
利用者さんが、できることを分担し作業
四日市徳洲会病院(三重県)の通所リハビリテーションでは、利用者さんが力を合わせ四日市市のマスコットキャラクター「こにゅうどうくん」をモチーフにした立体作品を制作、同院の玄関ロビーに飾り、来院した地域の方々の目を楽しませている。
今年は新型コロナウイルス禍により、大四日市まつりや花火大会などが中止になり、心待ちにしていた利用者さんを元気付けようと職員が制作を提案した。完成したのは「こにゅうどうくん」のイラストに、丸めたお花紙を貼り付けた立体作品。まず「こにゅうどうくん」のイラストをA3サイズの紙に4分割し、お花紙を丸める担当、ボンドで貼り付ける担当など、利用者さんができることを分担し制作した。
伊藤泰江・事務責任者は「着ぐるみの『こにゅうどうくん』に、一昨年のデイケアのクリスマス会に参加してもらったこともあり、利用者さんは思い出しながら楽しそうに作業していました。ソーシャルディスタンスを守り、感染対策をしたうえでの細かい作業でしたが、皆さんの協力により、玄関ロビーが明るくなりました」と目を細める。