徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)9月21日 月曜日 徳洲新聞 NO.1254 四面

札幌南病院
新病院へ思い一丸 工事現場見学会を実施

施工会社のスタッフによる説明を聞きながら工事現場を見学施工会社のスタッフによる説明を聞きながら工事現場を見学
見学会を発案した四十坊院長(左)見学会を発案した四十坊院長(左)

札幌南徳洲会病院は職員を対象とした新病院工事現場見学会を実施した。同院は2021年7月に新病院での診療開始を目指し建設工事を進めている。見学会には新病院の敷地内に移転するホームケアクリニック札幌と緩和ケア訪問看護ステーション札幌の職員も参加。できるだけ多くの職員が参加しやすいように、病棟の患者さんの入浴日を避け、お昼と夕方の時間帯に実施。8月19、20、21、28日に計6回行い、3施設から58人が参加した。

見学会を発案したのは同院の四十坊克也院長。新病院に対する職員の思いをあらためて一丸にし、新病院のオープンに向け病院全体を盛り上げていくために現場見学会を企画した。躯体(くたい)工事が進むと建物全体が工事用のシートで覆われる。その直前のタイミングに合わせ催した。

当日は完成予想図(パース)や図面など資料を手に、建物外周を回りながら約25分間、施工会社の職員から進捗(しんちょく)状況など説明を受けた。3階建ての計画で、見学会実施時は2階部分の躯体工事が進んでいた。

同院の下澤一元事務長は「慣れない工事用ヘルメットをかぶった職員たちは、説明のたびに『へぇ~』、『すごい』と声を上げたり、写真を撮ったりと興奮気味で、質疑応答も活発。初めて現地に入った職員も多く、建築中の建物に見入るばかりでなく、周辺の環境なども見ながら、新しい病院で働く自分の姿を思い描いているようでした。参加者からは、おおむね『面白かった』と好評で、実際に工事が進んでいることを実感できたと思います」と振り返る。

今後は建物内部を見学する第2弾、第3弾の開催も視野に入れ、完成前に地域の方々を招待した見学会の実施も検討していく。

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