2020年(令和2年)9月7日 月曜日 徳洲新聞 NO.1252 三面
共愛会病院
職員食堂で世界の料理 コロナ禍でも食事に笑顔を
栄養室スタッフが協力し料理を提供
ちょうど良い辛さで人気のグリーンカレー
共愛会病院(北海道)は職員食堂で、ふだん家庭ではあまりつくる機会のない世界の料理を提供している。目下、コロナ禍により、大勢が集まる飲食店に出入りしたり、職場の懇親会を開いたりすることは、感染防止の観点から自粛を徹底。こうしたなか同院栄養室は和・洋・中に加え、タイ料理やインド料理、台湾料理などを提供している。
佐々木美香子・栄養室副室長(管理栄養士)は「美味しいものを食べて職員の皆さんに笑顔になってもらいたいと思い、3月下旬から始めました。鶏ガラや豚骨から取った本格的な自家製スープを使用するなど、こだわってつくっています。調理師さんたちにとても頑張っていただいています」とピーアール。
具体的にはグリーンカレーや、まぜそば、カオマンガイ、タンドリーチキン、ヤンニョムチキンなど。A~Cまで3種類のメニューのうち、ひとつは世界の料理を提供。芦崎ひとみ看護部長は「どれも美味しいですが、ちょうど良い辛さのグリーンカレーが、とくに気に入っています。食事の時の楽しみが増え、元気をもらっています」と、にこやかに話している。