徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)9月7日 月曜日 徳洲新聞 NO.1252 三面

大和病院がマーケ活動に力
事務系の多部署が参集し月一で会議

部署間の垣根を払い活発に議論部署間の垣根を払い活発に議論

大和徳洲会病院(神奈川県)は4月からマーケティング活動の一環で、事務系の多部署が集まる会議を月1回開催している。参加部署は医師人事室、総務課、医療サポートセンター、医事課で、各部署1~2人と山下尚子事務長の計10人が出席。

8月11日は、地域の救急隊との連携について変更した取り組みの反響や、入職予定の医師紹介、医療講演や地域連携に活用できるオンラインシステムの導入、ホームページやデジタルサイネージ(電子看板)の更新状況、院内広報紙の内容をはじめ、紹介患者数の傾向や医師別新規受け入れ患者数、消防や近隣の医療機関への訪問状況など報告を行った。

これらをふまえ、たとえば新入職予定の医師の特徴を共有し、ホームページやデジタルサイネージ(動画を含む)の効果的活用方法、院内広報誌への反映と発行タイミングなどを入念に検討。受け付けを担当する医事課職員、電話対応する総務課など事務部全体で外部からの問い合わせに返答できるよう確認も行った。「マーケティングの基本は“自院の事業を知ること”と“お客様の声が聴ける関係性”が重要。そして、お客様からお問い合わせいただく時こそ、マーケティング活動の最大の機会と認識しています」(山下事務長)

ほかにコロナ禍でのインフルエンザ予防接種外来の実施方法や時期、地域の企業など予防接種による感染予防策を提案するための訪問先やニーズの調査なども話し合った。「従来のトップダウンから、自分たちで考えるスタイルに変えたことで、成長につながり組織に変化が生まれていることを実感しています」と山下事務長。

「マーケティング活動を通じ、院内外で自由に活動して地域や経営に貢献できることが“事務部の強み”。自分たちで発案・創造と実践・改善する仕組み(PDCA)を構築し、多くの方々に当院のファンになっていただけることが私の目標です」と同院の挑戦は続く。

PAGE TOP

PAGE TOP