徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)7月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1245 三面

RPA ロボットが作業を代行
自動化し医療の質向上

医療機関が抱える労働力上の課題を解決する手段として注目されているのがRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)だ。RPAとは、これまで人間が行ってきた作業の一部を、パソコン内にあるソフトウェア型ロボットが代行・自動化する取り組み。

医療業界でのRPA普及を推進するメディカルRPA協会理事でスカイライトコンサルティング事業開発特別顧問の村山典久氏は、「RPAについては一般的に〝業務の効率化〟というイメージがあると思いますが、医療現場では医療の質や安全性の向上を実現するなど、さらに大きな可能性があると考えています」と強調する。

RPAの代表的な作業には①システム間自動転記、②WEB情報収集、③自動データチェック、④自動作成(集計帳票など)、⑤自動処理(メール、印刷など)―― がある。たとえば東京歯科大学市川総合病院は、造影剤を使ってCT(コンピュータ断層撮影)検査などを受ける患者さんの腎機能検査結果を、自動的に確認するRPAを導入、チェック漏れ防止に寄与。

同システムを開発したRPAテクノロジーズの大角暢之社長は、「医療現場には共通する業務がたくさんありますので、RPAによる恩恵を病院同士でシェアしやすいと思います」とアピール。さらに「AI(人工知能)が頭なら、RPAは手足、つまり労働力に相当します。ルーチンワークをより効率的かつ正確に行う〝人材〟として位置付けられるのではないでしょうか」と説明する。

(右から)村山理事、上永吉・副本部長、大角社長が三位一体となりRPA推進(右から)村山理事、上永吉・副本部長、大角社長が三位一体となりRPA推進

また、ソフトバンクは顧客のニーズに合わせ、RPAを用いパッケージ化してサービスを提供。同社の上永吉聡志・法人プロダクト&事業戦略本部副本部長は「RPAの導入は業務のデジタルシフトの第一歩。もともと使っているシステムを生かしながら、〝つなぐ〟ことで効率化や質の向上を目指します」と提案。

今後、新型コロナウイルス禍でも事務作業の一部をRPAに任せることで、テレワークを推進したり、自動データチェック機能などの活用により、医療の質や安全性を担保しながら人手不足を解消したりと活躍の場が増えそうだ。

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