徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)7月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1245 一面

オンライン妊婦健診
コロナ禍でも妊婦さん安心
小田切・名瀬病院部長

iCTG はハート型。ピンク色の装置が胎児心拍計iCTG はハート型。ピンク色の装置が胎児心拍計
送られてくるデータを見ながら妊婦さんとビデオ通話する小田切部長送られてくるデータを見ながら妊婦さんとビデオ通話する小田切部長

コロナ禍でさらに注目を集めている遠隔医療のひとつが、産科のオンライン診療だ。奄美大島にある名瀬徳洲会病院(鹿児島県)の小田切幸平・産婦人科部長は2012年から携帯型分娩(ぶんべん)監視装置iCTGを活用。同装置は胎児の心拍数と妊婦さんの陣痛図(子宮収縮)から、胎児の状態を評価するための機器で、妊婦さんの腹部に装着し測定する。データはインターネットを介して病院や医師のパソコン、スマートフォンなどに自動転送。

小田切部長は、今まで主に胎盤機能不全や切迫早産などの妊婦さんに通院の負担軽減を図ろうと使用してきたが、妊婦さんが院内で新型コロナウイルスに感染するリスクを回避するため、5月にはiCTGを3台から5台に増やし、オンラインでの妊婦健診を実施。妊婦さんの異常を早期発見できた事例もあるという。

小田切部長は「離れていても定期的に状態観察できるため、コロナ禍でも感染を回避しつつ異常の早期発見・対処につながる可能性を実感しています」と強調。妊婦側にも「医師とつながっている安心感や通院などにともなう負担軽減」といったメリットを指摘する。産科のオンライン診療はコロナ禍の診療で「さらに進む」と予測し期待を込める。

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