徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)7月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1245 一面

オンライン診療スタート
続々と徳洲会病院

width&after新技術特集

徳洲会グループの病院がオンライン診療を相次ぎ実施している。まずは中部徳洲会病院(沖縄県)、湘南鎌倉総合病院(神奈川県)、山形徳洲会病院が試験的に運用開始、その後、徳洲会インフォメーションシステム(TIS)に計12病院から申請があった。新型コロナ感染対策で来院を控えたり、遠方で通院が厳しかったりする患者さんのニーズに応えるのが目的。

笑顔でオンライン診療に対応する柏木部長笑顔でオンライン診療に対応する柏木部長

このうち湘南鎌倉病院では柏木宏之・肝胆膵すい外科部長が対応。主にがんの化学療法を行っている患者さんに対し、問診で症状を確認し、必要であれば薬の処方や対面診療の予約を行う。柏木部長は「医師も患者さんもマスクをせずに話しができるため、表情がわかるのが良いです。患者さんも自宅だとリラックスして、いろいろなことを話してくれます。旅行先で診察を受けることも可能です」と明かす。オンライン診療では検査ができず、緊急時の対応もできないため、同院では初診には行わず、基本的には継続加療の患者さんを中心に実施。今後は、日帰り手術の患者さんに対する翌日の術後管理などにも活用していく考えだ。

徳洲会グループでは在宅やサービス付き高齢者向け住宅で療養中の患者さん、離島・へき地病院で管理している慢性期の患者さんなどにも活用していく。

感染の不安なく受診 ポケットドクター

モニター越しにオンライン診療を行う中西部長モニター越しにオンライン診療を行う中西部長

コロナ禍でオンライン診療ツールが注目されている。「ポケットドクター」もそのひとつ。生駒市立病院(奈良県)形成外科は5月上旬からポケットドクターを使いオンライン診療に取り組んでいる。診療予約なども行うことができるアプリだ。

同科では皮膚のできものや眼瞼下垂(がんけんかすい)、下肢静脈瘤(りゅう)、子どものあざなどに関する相談や、美容診療・病院専売基礎化粧品の相談・購入に対応。

中西新・形成外科部長は「感染の不安なく患者さんが受診できる環境を整えるために始めました。患者さんが勤め先の昼休憩中にオンライン診療を行ったケースもあります。忙しく時間に融通の利かない方々からのニーズは、コロナ終息後もあると考えています」と展望する。

診療予約から薬の宅配までサポート

オンラインによる診療予約から診療、会計、薬局への処方箋送信、さらに薬の宅配までサポートしているのが「EPARKくすりの窓口」だ。同システムを利用している医療機関や調剤薬局であれば、患者さんはスマートフォンなど端末を使用し、自宅で受診日の予約から薬の受け取りまでが可能。診療はビデオチャットで行い、会計はクレジットカード決済。対面での診療、検査、説明などが必要な場合は、医療機関や調剤薬局に赴く。

同社は従来、多様な業界で予約システムの構築や待ち時間の短縮を手がけており、医療界でも医療機関や調剤薬局などをサポート。新型コロナウイルスの感染拡大にともない、そのノウハウを生かして4月に一気通貫のサービスを開始。フリービットEPARKヘルスケアの宇佐見仁メディア事業部マネージャーは「今後は電子カルテとの連動に対応していくことも想定しており、システムをブラッシュアップしていきます。患者さんや医療従事者の利便性を追求していきたいです」。

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