徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)7月20日 月曜日 徳洲新聞 NO.1245 四面

介護人材不足の救世主!?
AI搭載ロボが見守り支援

担い手不足が指摘されて久しい介護業界。そんななか、ロボットを活用してスタッフの負担軽減を図ろうとする動きが見え始めている。米国アイオロス・ロボティクスが生産している「アイオロス・ロボット」は、介護・医療施設での稼働を想定したロボットで、人間の上半身を模した部分と6輪のタイヤを装備した台座からなる。A(I 人工知能)を搭載しており、内蔵しているカメラやセンサーで自律した動きが可能だ。

主に期待されている役割は、①夜間の巡回を含む見守り支援、②物品の運搬、③消毒――の3つ。事前に施設の空間や構造、利用者さんの顔などを覚えさせたうえで、①は単体で施設内を巡回、転倒などがあれば、いち早くスタッフに知らせる。②は曲げたり伸ばしたりできるアーム部分と物をつかめる手の部分で、リネンや排泄物(はいせつぶつ)などを運ぶ。③は医療器具などの消毒で用いるUV(紫外線)照射をハンディタイプの機器で実施。ロボットならではの動きで施設内を細部まで除菌する。顔や人を認識できるため、移動する際や消毒などで人を検知した際は、避けたり停止したりする。

胴体部分は最大で30cmの高さ調節が可能胴体部分は最大で30cmの高さ調節が可能

日本ではケアボットと丸文が販売。ケアボットの本谷春洋社長は「後ろ姿や横たわった状態でも個人を特定できますし、エレベーターのボタンを読み取ることでロボット単体での移動も可能です。ただ、コミュニケーションロボットではないため、話すことなどはできません。作業をサポートし、介護はその技術をもった人が行う想定です」と説明する。

ロボットの利用はレンタル。事前に施設内の環境調査を行いカスタマイズする。同社の白井尚・営業部課長は「今後、導入を本格的に進め、業務効率の改善に貢献したいと考えています」。

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