徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2020年(令和2年)7月6日 月曜日 徳洲新聞 NO.1243 二面

病気のはなし⑳
水分が摂れない時は注意! 手足口病

例年、6~8月に流行のピークを迎えるウイルス性感染症「手足口病」は、圧倒的に子どもの感染が多く、手足に赤い水ぶくれのような発疹や口内炎ができるのが特徴で、微熱が出たり、時に高熱となったりするケースもある。ほとんどの場合は軽症で、1週間程度で症状は治まるが、口内炎がひどいと食事が摂れなくなることも。まれに大人も感染し症状が重くなることもある。有効な治療法はなく、基本的に自宅療養で問題ないが、水分が摂れないほど症状が重い場合、点滴など対症療法が必要だ。

主な原因ウイルスは少なくとも4種類あり、一度罹患(りかん)して免疫ができても別のウイルスの感染は予防できないため、「なかには1年間に二度、手足口病になる患者さんもおられます」と近江草津徳洲会病院(滋賀県)の鈴木淳史・小児科部長。有効なワクチンはなく、のどや鼻のウイルスは1週間程度で消えるものの、便には1カ月近くウイルスが残ることから、「家庭内感染を完全に防ぐのは難しいですが、とくにこまめな手洗いが大切です」。

今年は新型コロナウイルス感染症の影響で保育園や小学校が長く休みだったこと、手洗い、うがいなど感染対策に多くの人が気を遣っていることなどから、ほとんど感染は見られていないというが、すでに学校も始まっており、「これから感染が増える可能性があります」と警鐘を鳴らす。

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