徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)7月8日 月曜日 徳洲新聞 NO.1192 一面

屋久島病院
鹿児島県知事から感謝状

大雨の救助活動に尽力

三反園知事(左)から泊・総看護師長に感謝状を贈呈 三反園知事(左)から泊・総看護師長に感謝状を贈呈

屋久島徳洲会病院(鹿児島県)は6月7日、鹿児島県庁で三反園訓・鹿児島県知事から感謝状を受けた。5月18日に発生した屋久島の大雨の際、人命救助などにあたった関係機関や病院などに贈られ、同院のほか陸上自衛隊第8師団災害派遣部隊、第十管区海上保安本部、熊毛地区消防組合、鹿児島県警察、鹿児島厚生連病院が贈呈式に出席した。

屋久島では当時、未曽有の大雨に見舞われ、登山客が下山できず300人余りが山に孤立した状態になった。翌19日から救助活動が始まり、同院も県からの要請により協力。院内では患者さんの受け入れに備え、災害対策本部を立ち上げ、救護所に医療チームの派遣も行った。

結果、登山客は全員無事に下山。日頃より屋久島町と連携し、飛行機事故を想定した災害訓練などを実施していた成果が表れた。泊春代・総看護師長は「ふだんから顔の見える関係を築いていたからこそ、スムーズに活動できたと思います。このような災害は起こらないのが一番ですが、万が一に備え、今後も訓練などをしっかりと行っていきたい」と意気込みを語った。

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