徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)7月8日 月曜日 徳洲新聞 NO.1192 三面

徳洲会医事部会
医師事務作業補助者へ研修
質向上狙い全国で順次実施

岸良洋一部会長(一般社団法人徳洲会事務部長)は檄を飛ばしながら解説 岸良洋一部会長(一般社団法人徳洲会事務部長)は檄を飛ばしながら解説

徳洲会グループ医事部会は6月22日から2日間、関西・大阪ブロックと九州・離島ブロックの2019年度医師事務作業補助者研修会を開催した。医師事務作業補助者のレベルアップが狙い。

医師事務作業補助者(メディカルクラーク)は医師の負担軽減、役割分担を図る観点から2008年に設けられた職種。医師の指示の下、診断書などの医療文書や処方箋の作成、電子カルテの入力、検査予約などを代行する。

関西・大阪ブロックは吹田徳洲会病院(大阪府)、九州・離島ブロックは鹿児島徳洲会病院で実施。疾患や治療法、薬に関する基礎知識、感染対策や医療安全、医療保険制度、医師法・医療法・健康保険法など関連法規、個人情報保護、症例登録・診療録の記載・電子カルテの入力、各種診断書・証明書など多岐にわたるテーマで講義を行った。

4月に入職した和泉市立総合医療センター(大阪府)の豊田優美香・医師事務作業補助者は「とくに疾患を意味する略語の解説などが勉強になりました。他院の職員と話せたことも良かったです」と笑顔。医事部会内の医師事務作業補助者分科会責任者を務める野崎徳洲会病院(大阪府)の平野和美・医師事務補助室主任は「質の底上げを図っていきたいです」。

医事部会は毎年、各ブロックで同研修会を実施している。

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