徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2019年(令和元年)6月3日 月曜日 徳洲新聞 NO.1187 四面

名瀬病院&老健愛心園
離島の現状などを報告

『作業療法鹿児島』へ寄稿

「地域、医療、行政がうまく連携を」と和田OT 「地域、医療、行政がうまく連携を」と和田OT

名瀬徳洲会病院(鹿児島県)の和田晋弥・作業療法士(OT)と介護老人保健施設愛心園(鹿児島県)の壽三佐子OTは、一般社団法人鹿児島県作業療法士協会の発行する学術誌『作業療法鹿児島』にそれぞれ寄稿した。

和田OTのテーマは「奄美大島における高齢化問題と作業療法士の現状と役割」。奄美大島の高齢化率は32.23%(2018年4月1日)と全国平均より高い一方、OTの少なさが課題。理由としてOTの認知度の低さ、島内での知識習得の場の少なさを指摘した。

このなかで、中高生を対象とした奄美市進路ガイダンスでの認知度アップ、地域医療講演でOTの役割を周知した事例など報告。知識習得の場では、WEBをとおして本土や各離島間を中継し研修会を開いた同協会の取り組みを紹介した。

高齢化問題に対し、OTとして地域包括ケアシステムへの介入が必要とし、とくに自助と互助への介入に関し事例を挙げながら説明した。寄稿にあたり和田OTは「奄美大島の現状を知っていただく良い機会になりました。今後、地域、医療、行政がうまく連携して高齢化に対応していけたら良いと思います」と意気軒高だ。

「WEB研修で研鑽を積んでいきたい」と壽OT 「WEB研修で研鑽を積んでいきたい」と壽OT

壽OTは「長寿の島・徳之島のリハビリテーションの現状」がテーマ。徳之島で働くOTにアンケートを取ったところ、地元に戻ってきたが、研修機会が減ることに対し不安を抱えていることがわかった。このなかで、同協会のWEB研修に参加したOTは「参加できる研修機会が増えた」、「離島というハンディを乗り越えた学習の場ができ、ありがたい」など、WEB研修が自己研鑽(けんさん)の一助となったことを示す結果を報告した。

徳之島で働くOTの個別活動、病院や施設の取り組みも紹介。目の前の患者さんの「したいこと」を支援し、これからも笑顔と喜びの連鎖を徳之島でつなげていきたいと結んだ。寄稿に際し壽OTは「WEB研修をとおして島にいながら研修を受けることができ、とてもありがたい。今後、技術的な研修や多方面の領域の研修も発信できる環境づくりに期待し、さらなる研鑽の場になれば良いと思います」。

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