徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)9月24日 月曜日 徳洲新聞 NO.1152 二面

湘南鎌倉総合病院
感染テーマに研鑽
第4回シャントケアセミ

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は8月3日、第4回湘南鎌倉シャントケアセミナーを開催した。地域の透析医療関係者93人をはじめ同院スタッフ37人を合わせた計130人が参加。今回はシャント感染をテーマとする講演を中心にプログラムを構成、知見を共有するとともに連携強化を図った。

地域の透析医療関係者など130人が参加 地域の透析医療関係者など130人が参加

シャントは血液透析を行うために、手首やひじの付近で動脈と静脈を縫い合わせ、血流量を増やした血管を言う。冒頭、同院の小林修三・院長代行は「透析患者さんにとってシャントは、まさに命綱です。シャント感染がもとで命を落とすことは決してあってはならないネバーイベント(重大事故)。皆さんと一緒にシャント感染の問題を考えていきたい」と挨拶。

第1部は、同院腎臓病総合医療センターの石岡邦啓部長が座長を務め講演を実施。村田宇謙・外科兼シャントケアセンター医師が「シャント感染は命取り!」、同院血液浄化センターの玉城奈七子看護師が「透析室におけるシャント感染のケア」をテーマに発表した。

村田医師は同院の2017年のシャントケア手術総数が1026件と過去最高だったことを紹介。グラフト(人工血管)感染の治療戦略や診療実績、症例の経過などを説明した。玉城看護師は感染の予防法などを紹介し「透析患者さんは易感染状態にあるため日頃のシャント管理が重要」と強調。

第2部は、成田富里徳洲会病院(千葉県)の荻野秀光院長と、湘南鎌倉病院の磯貝尚子・外科部長兼シャントケアセンター長が座長を務め、透析室で遭遇するシャントケアの難渋例をテーマに症例検討を実施。症例提示を行ったのは、横浜南クリニックの大澤正人医師、湘南鎌倉病院の久米菜央・外科兼シャントケアセンター医師。

最後に同院の三宅克典・腎移植外科医長兼シャントケアセンター医長が「今日学んだことを日々の診療に生かしていただきたい」と話した。また同院で実施している腎移植の実績などを紹介、地域連携の強化を呼びかけて閉会した。

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