徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)9月17日 月曜日 徳洲新聞 NO.1151 一面

高校生に「医療職」説明
沖永良部徳洲会病院

徳洲会奨学金制度も紹介

薬剤師について説明する大江遥・薬局副主任 薬剤師について説明する大江遥・薬局副主任

沖永良部徳洲会病院(鹿児島県)は地元の県立沖永良部高等学校で「看護・医療技術系進学説明会」を開催した。同校の1、2年生を対象に、看護師やコメディカルがそれぞれの業務内容や資格の取得方法について説明するイベントで、学校に赴いて行うのは初めて。当日は医療専門職に関心のある学生約20人が参加した。

同院の元俊洋事務長が挨拶した後、看護師、薬剤師、リハビリテーションセラピスト(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)、臨床工学技士、診療放射線技師、臨床検査技師が順にプレゼンテーション。日々の仕事の様子や資格を取得するための施設・過程について解説した。その後、元事務長が徳洲会グループの奨学金制度を説明。「夢を諦めないでほしい」とエールを送った。

最後に吉田弘喜・看護部長が挨拶し閉会。説明会中、適宜、質疑応答の時間も設け、医療従事者になって良かったことなど、熱心に質問を投げかける学生の姿が印象的だった。

企画した元事務長は「今まで“ふれあい看護体験”など当院に足を運んでいただくイベントは行っていましたが、自分たちから地域に出ていこうと考え実施しました」と趣旨を説明。「参考になった」、「勉強になった」といった感想が寄せられ、手応えを感じたことから、来年以降も実施する意向だ。同院は冬に今回参加した学生を招き、各職種の現場の様子を見学するプランも検討している。「将来、島で働きたいという学生を少しでもサポートしたい」(元事務長)。

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