徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

徳洲新聞ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)9月10日 月曜日 徳洲新聞 NO.1150 三面

札幌東徳洲会病院
DPC特定病院群に
徳洲会グループで計5病院

札幌東徳洲会病院は2018年度診療報酬改定で、DPC(診断群分類別包括評価)特定病院群の指定を受けた。厚生労働省は急性期病院であるDPC対象病院を、大学病院本院群、同群に準じた高い診療機能を有する特定病院群、それ以外の標準病院群の3群に分類。徳洲会では湘南鎌倉総合病院(神奈川県)、岸和田徳洲会病院(大阪府)、千葉西総合病院、宇治徳洲会病院(京都府)も特定病院群の指定を受けた。各院とも高度急性期病院として地域医療の充実に貢献していく。

DPC 特定病院群の指定を受けた徳洲会グループ病院

札幌東徳洲会病院
千葉西総合病院
湘南鎌倉総合病院(神奈川県)
宇治徳洲会病院(京都府)
岸和田徳洲会病院(大阪府)
DPC制度は診断群分類(傷病名や治療内容などによる分類)ごとに定めた包括点数に基づく急性期入院医療の定額支払い方式を言う。以前はDPC対象病院をⅠ群、Ⅱ群、Ⅲ群という名称で分類していたが、今年度改定で改称。

DPC対象病院は全国に計1730病院(2018年4月時点)あり、大学病院本院群82病院を除いた1648病院のうち特定病院群は155病院のみ。ハードルの高い4つの実績要件を満たす必要があるためだ。①診療密度、②医師研修の実施、③医療技術の実施、④複雑性指数――の4要件で、それぞれ一定の基準値(はずれ値を除外した大学病院の下限値)を上回らなければならない。

①は、どれだけ濃厚な診療を行っているかを見る指標。②は、許可病床1床当たりの臨床研修医師数。③は、手術実施症例1件当たりの外科系学会社会保険委員会連合(外保連)手術指数、DPC算定病床当たりの同指数、手術実施症例数、特定内科診療の症例割合、DPC算定病床当たりの同症例件数、同診療の対象症例件数――の6項目のうち、5項目以上で基準値を超える必要がある。高度な医療を一定以上実施していることを求める要件。④は、重症患者さんの診療実績を見る指標。

札幌東病院経営企画部・診療情報管理室の相澤るみ子・事務次長は「これまで手術症例数と外保連手術指数の項目を満たせず、あと一歩のところでⅡ群(現:特定病院群)の指定を逃していました。その後、整形外科や心臓血管外科の体制強化を図ることができたことなどから、ここ2~3年間で診療実績が向上し、今改定で指定を受けることができました」と分析。

「次回改定以降も特定病院群の継続を目指します」と相澤・事務次長(左)、脇坂係長 「次回改定以降も特定病院群の継続を目指します」と相澤・事務次長(左)、脇坂係長

今改定のDPC対象病院群分類は、2016年10月から17年9月までの1年間の診療データをもとに実施。医事課の脇坂知行係長は「外保連手術指数の基準値14.08に対し、17年9月時点の当院の同指数(年計)は14.68と上回ることができました。毎週木曜日に開いているミニ運営会議では、その都度、診療実績の分析資料などを提示し、同指数も院内で情報共有してきました」と話す。

同院は市内外からの救急車を多数受け入れるなど、道内有数の救急・急性期病院として地域医療の充実に尽力。今後も地域内での役割や機能を維持、発展させていくため、次回改定以降も特定病院群の継続を目指す意向だ。

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