徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

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Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)8月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1148 三面

湘南鎌倉総合病院
腎移植の患者会設立
情報共有・発信や勉強会

湘南鎌倉総合病院(神奈川県)は7月14日、同院で腎移植を行ったレシピエント(臓器受給者)やドナー(臓器提供者)、家族などを対象とした「患者会設立にむけての交流会」を開催した。同院は2012年12月に腎移植術を開始。以来5年が経過したことをふまえ情報の共有・発信、交流や勉強会を目的とした患者会の設立を企画した。同院の腎移植件数は同日時点で70症例に上る。

交流会には約50人が参加。吉岡睦美・看護副主任(腎移植コーディネーター)が司会を務め、まず、腎移植外科の三宅克典医長が同院で腎移植を開始した経緯などを説明。三宅医長は東日本大震災の被災地での医療支援活動から、透析患者さんは「助けが必要な方たち」と実感。その後、宇和島徳洲会病院(愛媛県)の万波誠副院長による腎移植術で、患者さんが元気になる姿に感銘を受け腎移植を行いたいと考えた。

腎移植内科の日髙寿美部長は「腎移植後の管理」をテーマに、筋力低下を特徴とする症候群のサルコペニア対策や腎移植術後の運動療法(腎臓リハビリテーション)、血圧や脂質管理の目標、食事の注意点などを解説した。

このあと司会の吉岡副主任が参加者に患者会設立の賛否を問うと、満場の拍手で設立を決定。希望する活動内容を募ったところ、勉強会や軽い運動、自分たちの経験をもとにした情報発信などを求める声が上がった。今後、会則などを定め活動していく方針だ。

終了後、参加者からは「夫婦で血縁ではなく血液型も違うので、『移植はできない。移植は自分とは関係のないこと』と今まで思っていました。しかし医師からのひと言で移植術を受け家族が元気になりました。ひとりでも多くの人に移植を知ってもらいたい」という意見や、「献腎移植も含め移植を知ってもらえるよう活動していきたい」との声が聞かれた。

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