徳洲会グループ TOKUSHUKAI GROUP

ダイジェスト

Tokushukai medical group newspaper digest

2018年(平成30年)8月27日 月曜日 徳洲新聞 NO.1148 二面

徳洲会薬剤部会
グループ一丸で前進
全国薬局長会議を開催

徳洲会薬剤部会は6月16日から2日間、武蔵野徳洲会病院(東京都)で全国薬局長会議を開催した。徳洲会病院の薬局責任者ら70人以上が参加。薬剤部会の目指す方向を共有したり、リーダーシップ研修を行ったりし交流を深めた。

「グループ一丸となっていきましょう」と高橋部会長 「グループ一丸となっていきましょう」と高橋部会長

初日、副部会長である福岡徳洲会病院の平川雅章・薬剤部長が「自院の強みや弱みを把握したうえで対策を立てることが、職場を発展させるために重要です」と挨拶。

続いて一般社団法人徳洲会の高橋智・薬剤部会長が「薬剤部会の目指すもの」と題し発表。グループ全体の収支結果を分析、課題や進捗(しんちょく)状況を説明したうえでアドバイスを送り、「各病院の薬剤部というより、全体で徳洲会グループの薬剤部という意識をもち、力を合わせていきましょう」とエールを送った。

次に医薬品医療機器総合機構の宇山佳明・医療情報活用部長が「MIDNET構築の経緯とこれからの医薬品安全対策」をテーマに特別講演。MID-NET(医療情報データベース)には現在23病院が参加、うち徳洲会グループから10病院が参画している。薬剤疫学的手法による医薬品等の安全対策を推進するのが目的。宇山部長はデータベースの特徴など説明し、参加者の疑問点に応えた。

全国から薬局責任者ら70人以上が参加し交流 全国から薬局責任者ら70人以上が参加し交流

ほかに医薬品部、オンコロジー(腫瘍学)部会、システム委員会、臨床試験部会などからも情報提供があり、1日目は終了。

2日目は、さまざまな研修プログラムをもつ医療機器メーカーのロシュDCジャパンを招き、「タイプ別コミュニケーションスキル講習会」を実施。話す相手を大きく4タイプに分類、それぞれどのように対応すべきか実践を交えて学んだ。

最後に副部会長である札幌東徳洲会病院の武田清孝・薬剤部長が「今回の会議では人材確保、人材育成、生産性をテーマに学びました。これらを自院にもち帰り共有してください」と挨拶し閉会した。

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